平成26年度 情報2

「地震情報その2 我が家と地域の防災力を高めるために」

(政府広報 防災・減災 愛媛県版(愛媛新聞より抜粋)

 

Ⅰ 愛媛県の防災上の最大の課題は、100~150年周期で発生する南海トラフの地震対策です。国はマグネチュード9.0の巨大地震を想定し、人的被害を最大32万3千人としました。

  南海トラフの地震は、国が評価する地震発生確率(30年以内)が70%程度と高まっています。もし南海トラフ巨大地震が発生すれば、国や自治体の被災者支援は困難を極めます。

水や食料の備蓄は家庭で確保しておきましょう 

(情報1参照)

 

Ⅱ 愛媛県は国の被害想定を踏まえて、南海トラフ巨大地震のさらに詳細な被害想定を行っています。

 1 愛媛県の死者1万6、032人(うち津波死者8、184人)

 2 松山市は最大震度7の予想

 3 松山市の津波の高さは3.9m程度

 **地震発生後、全員が迅速に避難すれば、津波の死者数は約9分の2に軽減できると予想しています。**

 

  津波は極端に死亡率の高い「生きるか死ぬか」の危険な災害です。沿岸部で地震の揺れを感じたら、直ちに率先して高台に避難してください。日頃から、複数の避難場所や避難路を確認しておきましょう。